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鴻上尚史主宰「虚構の劇団」、インタビューの全容をここに公開!! [続きはWEBで!]

“続きはWEBで!”を読んでここまでやってきたみなさん、こんにちは。
最新号(44号)ですっぴんを絶賛公開中のわかPことサイトウです。

ちなみに私が“続きはWEBで!”をいつか一回やってみたかった、と密かに夢見ていたことは内緒ですよ。ええ。夢は見るもんじゃない、叶えるもんなのさ。

突然ですがわたくし、JGの中の『Artist PickUp』というコーナーを担当しておりまして、
毎号毎号、いろんなアーティストの方にお話を伺い、原稿を書かせていただいておるわけです。
その話がね、そりゃあもう毎回おもしろいわけですよ。

でもね、スペースの都合上、すべては誌面に載せられない…。
毎月、断腸の思いで、数々のエピソードの中から取捨選択して原稿をあげておるわけです。
こりゃ腸がいくらあっても足りません…。

今回、営業のト・ニールこと西岡ちゃん(こちらも最新号ですっぴん公開中)のおかげで、
鴻上尚史さん主宰の「虚構の劇団」へのインタビューが実現しました。
おこがましくも、「虚構の劇団」待望の新作『エゴ・サーチ』の稽古場にお邪魔した今回のインタビュー。

帰りのタクシーの中で

「こ、こんなの誌面じゃおさまらん!!!!」

と、齋藤が叫んだとか叫ばなかったとか…。

はい前置きが長うなりました。
今回「虚構の劇団」のインタビューに応じてくださったのは、
劇団主宰の鴻上尚史さん、劇団員の山﨑雄介さん、小野川晶さん、客演の古河耕史さんでございますよ。

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JG編集部×「虚構の劇団」インタビューの全容、余すところなくお届けいたします!

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――「虚構の劇団」、1年半ぶりとなる新作『エゴ・サーチ』ですが、「エゴサーチ」っていう言葉の意味はなんですか?

鴻上:ネットで、自分で自分の名前を検索することですね。

――なぜ「エゴサーチ」を題材に?

鴻上:多くの人がやってる行為なんじゃないかなあって思ったんですよ。
「エゴサーチ」って言葉を知ったのが去年なんだけど、最近は個人的にやるだけじゃなくて、就職の面接の時なんかに会社側が検索したりっていうのもあるみたいで。それってなんだか現代を象徴することだなあと思うんです。自分に関する自分の知らない情報が、ネット上にはたくさん集まっている。それがとっても現代的だなってね。

――鴻上さんはその「エゴサーチ」を通して何を表そうとしているんでしょうか?

鴻上:それはまあ見てもらわないと!!

一同:(笑)

――『エゴ・サーチ』の内容についてもう少し詳しく教えてください!

鴻上:ネットで「エゴサーチ」をしたら、もう一人の自分を見つけてしまった、というところから始まる物語です。そこには同姓同名で、出身地も生年月日も大学も全く同じ人物がいた。どうもネット上にはもう一人の自分がいるらしい…と。ちょっと奇妙というか、ミステリーというか、そんな話かな。
芝居を初めて見る人にも難解な作品ではないと思います。あ、あと、紀伊國屋ホールと紀伊國屋サザンシアターは間違いやすいので気をつけてくださいね。

――今回、新宿の「紀伊國屋ホール」で演じることに対して、何か思い入れはあるのでしょうか?

小野川:紀伊國屋ホールでお芝居するのは2回目なんですが、1回目のときは、私にとっては本当に大きなハコ(劇場)だったので、その空間がまず怖かったんです。
でもだんだん慣れてきて、最後の方では楽しめる余裕が出てきた。だから今回は“楽しい”っていうところから始められるなと思っています。とても楽しみです。

山﨑:新宿って、すごくいろんな人がいて、とても“雑多”な感じじゃないですか。でも、なんだか紀伊國屋ホールのあるあの建物に関しては、人種がとても限られているというか…。広い新宿の中で、一箇所だけ「演劇」というものにすごく集中しているというか…。「演劇を見に来たぞ!」って人が集まっている、あの瞬間がすごく好きですね。

古河:僕は紀伊國屋ホールは初めてなんです。もちろん、観に行ったことはたくさんありますけどね。僕もヤマ(山﨑)と一緒で、雑多なイメージがあるかな。雰囲気がごたごたにまざっていて、統一されていないイメージ。だからこそ、いろんなことをやれるんじゃないかなって気がします。

山﨑:でしょ? そこだけ”集中している”感じがいいでしょ?

古河:そうそう。……っていうか話もっていかないでよ!

一同:(笑)

鴻上:新宿は確かに劇場多いんだけどね、シアタートップスとかシアターアプルがなくなってしまって、困ったなって思ってるんですよ。誰かお金のある人が劇場作ってくれないかなーって(笑)。

古河:ヤマダ電機の上とかに作ってもらうとか!

一同:それすごくいい~!(笑)

鴻上:紀伊國屋ホールはね、当日券のお客さんが多いんですよ。駅近だしね。
ふらっと、当日に本を買いに来て、本屋の中でアナウンスが流れて、「じゃあちょっとのぞいてみるかな。当日券もあるんだ」っていうのがあるじゃない。やっぱりそれって、演じる側としては魅力ですよ。ちょっと遠い劇場だとそうはいかないところがあるし、ある意味“根性入れて”劇場まで行かないとだめだしね。それで当日券なかったらなんかもう辛いでしょう?
その点紀伊國屋ホールは、当日券がなくても「しょうがないから帰りに本かって帰ろうか」とか「映画見て帰ろうか」とかできるでしょ。新宿は他にやることたくさんあるしね。それが紀伊國屋ホールのいいとこだなって思いますね。

――今回は1年半ぶりの新作ということですが、今この時期に新作っていうのは何か意味があるんでしょうか?

鴻上:この時期に新作っていうことにあまり意味はないですね。なんとなく、仕事の順番!

一同:(笑)

――気持ちいいくらいはっきりと!!

鴻上:あとはね、『ハッシャ・バイ』『監視カメラが忘れたアリア』と、再演が2本続いたんだけど、そうするとなんとなく周りの目がきつくなってきてね~。「ぼちぼち新作書かないの?」みたいな(笑)。

――「虚構の劇団」の本を書くときに、役者さんとの年齢差とか若さっていうのは意識されるんですか?

鴻上:そりゃあもう意識します!!!!!

――鴻上さんが書いたものに対して、役者さんから「この場面のこの言い回しはおかしい!」などの意見はあったりするんでしょうか?

鴻上:ありますよ。そういう時は「ああそう? じゃあそうしようか?」って感じで聞いてますよ。皆で作ってます。

――古河さんは、前作に引き続き2度目の客演とのことですが。

鴻上:前作の時に、「いいなあ、また出てほしいなあ」って、思ったから。

古河:僕も「いいなあ」と思ったから。

――あの、それだと原稿が2行で終わってしまうんですが。

鴻上:でも本当にそうなんだよ! そんなもんだよ、シンプルが一番! 「出てほしいな!」以上!

一同:(笑)

――古河さんが客演に入られたことで、「虚構の劇団」としては何か変わりましたか?

小野川:前回(初めての客演の時)は、今までずっとやってきた、いわゆる「虚構の劇団」の雰囲気とは全然違った雰囲気がすっと入ってきて、私の中でも得るところが多くありましたね。

古河:今回は2度目なんで、皆、初日から僕のことをあまり客演だと思ってないみたいです。

山﨑:客演でしかも一番年上なのに、誰からも敬語使われてないもんな。「こうちゃん!」て呼ばれてるし!

一同:(笑)

古河:前回より劇団の空気とか間合いとか、距離感とかがわかった中で、僕には一体何ができるのかなって考えています。皆はたぶん、僕を使って今までと違うことをしたいなって思っているんじゃないかな。

山﨑:うん、いい意味でね。こうちゃんは「虚構の劇団」を使って何かをつかみ、僕らはこうちゃんを通して何かを得たいと思っている。

古河:ヤマとは前作では一緒にやってないから、今回はそれが楽しみですね。

――山﨑さんは前作の『監視カメラが忘れたアリア』の時には大河ドラマに出演されていたんですよね?

古河:そうそう。でも『アリア』の時に、散々一緒に飲んだり食ったりはしてるんですよ。

鴻上:そうなんだよ。よく来るんだよ。『アリア』の最後に、皆で記念写真撮ったんだけどさ、山﨑がなぜかさびしそうな顔して写り込んでるんだよね!

山﨑:だめですか!?

一同:(笑)

――山﨑さんは久々の「虚構の劇団」の公演ですが。

鴻上:遅刻して謹慎くらってたんです。

一同:(笑)

山﨑:単に楽しみですね。新作だし、こうちゃんとも一緒にできるし。僕にとっては全部が新しくて、とにかくすごく楽しみで、どうなるんだろうなっていう“わくわく感”がすごく大きいです!

――役者さんから見て、鴻上さんはどういう人なんでしょう?

小野川:昔、「第三舞台」の演出をしているときの映像を見て、ものすごく怒っていて、とても怖かったんです! でも今は全然怖くないですね。

山﨑・古河:うん、怖くはないですね。

鴻上:でも昨日ちょっと(「第三舞台」の演出の頃を)思い出したけどね(笑)。

――昨日何があったんですか!!?

一同:(笑)

小野川:いやでも、あの映像は昨日の“あれ”よりもっと怖かったですよ!

鴻上:その映像の時は、ここ(カメラ前)にADがいて、「もっと怒って!」ってカンペを出してたんだよ。

一同:(笑)

鴻上:本当だよ!!!! カンペを見ながら怒ってたんだよ!

――ご自身はあの頃(「第三舞台」の頃)と変わったっていう意識はあるんですか?

鴻上:それはありますよ! やっぱり年上ですからね。昔は、若造が若造を怒鳴っていたわけで。25歳が24歳を怒鳴るとかそんな感じだったので、なんかそれは“アリ”だったんですが。でも、50代が20代を怒鳴るとなると、それはやっぱり気をつけないと。圧倒的に差がありすぎるからね。
ただ、昨日風呂入りながら考えたら「虚構の劇団」の公演、今回6本目なんだよね。『エゴ・サーチ』は第5回公演って名目なんだけど、(準備公演『監視カメラが忘れたアリア』を入れて)数えたらもう6本目なんだよなあ。それを思ったら、風呂場でまた怒りがね…。

一同:(笑)

鴻上:だんだん時間を経てきて、経験も積んできたら少々怒ってもいいかなとは思ってます。皆には次のステップへあがってほしいし、あがらなきゃだめだと思っているから。

――最後に、鴻上さんからJG読者に一言お願いします!

鴻上:劇場に来た時よりも、劇場を出て行く時に少しでも元気になっていてもらえたら、という気持ちで作っています。何らかのかたちで“エネルギー”や“元気”がほしいなって思ってるかたはぜひ来てください。
大げさかもしれないけど、「明日からも生きて行こう」って気持ちを渡せたらいいなって思ってやってますから。

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爆笑の1時間、幸せなひとときでございました。
しかも、編集部が持参したJGに鴻上さんはじめ、皆様ひっじょーーーーに興味を持ってくれ、
「皆でここのビアガーデン行こう~」なんて話も出たり、出なかったり…(いや、出ましたよ)。
「ジンギスカン、いいっすね~」なんて話も出たり、出なかったり…(いや、出ましたから)。

JGに載っているお店に行ったら、もしかしたら鴻上さんに会えるかもーーー!?



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